開催予定は下表のとおりで、参加無料です。

詳細及び参加申し込みは、本事業を委託しました一般社団法人電力土木技術協会のホームページをご覧ください。
注）上記ホームページへの掲載及び申し込み受け付け開始は、各会場概ね開催日の30日前から行う予定ですのでご了承ください。

開催計画（開催地、日程及び定員）

回	実施期間	※所轄 経済産業局	開催地	現地研修/演習地 （専門コース(計画)のみ実施）	定員
「一般コース」
1	令和2年 9月14日(月)～17日(木)	中部	松阪市	-	30
2	令和2年 9月28日(月)～10月1日(木)	東北	福島市	-	30
「専門コース（計画）」
1	令和2年10月 5日(月)～9日(金)	北陸 注)	彦根市	笙の川水系笙の川	20
2	令和2年11月30日(月)～12月4日(金)	関東	三島市	狩野川水系持越川	20
「専門コース（設計I）」 ※ 高松会場は4日間の日程で開催します。(カリキュラムの内容に変更はございません。)
1	令和2年11月9日(月)～13日(金)	関東	高崎市	-	20
2	令和3年1月12日(火)～15日(金)	四国	高松市	-	20
「専門コース（設計II）」
1	令和2年10月19日(月)～22日(木)	東北	秋田市	-	20
「水力開発セミナー」
1	令和2年12月中旬	Webセミナー形式によるライブ配信			70

注) 中部経済産業局　電力・ガス事業北陸支局

※本年度は、新型コロナウイルス感染症の予防措置として、所要の対策を講じて参りますので御協力をお願い致します。なお、感染拡大の傾向が見られる場合は、政府の「基本的対処方針」に基づき中止する場合もございますので予めご了承願います。

研修ガイド

本研修は、「一般コース」と「専門コース」から構成されており、「専門コース」は更に「計画」及び「設計１」、「設計２」とに分かれています。平成28年度～令和元年度までに、全国で延べ843名の方が受講されています。

「一般コース」は、水力発電にあまりなじみのなかった方であっても、基本的事項は全て理解頂けるよう水力発電の原理、用語、施設の構成から計画・設計の基礎及び事業性評価までを網羅しておりますので、これから水力発電事業に取り組んでみたいと考えている方はもちろん、教育・金融関係の方にとっても役立つものと考えております。

更に、自らが水力発電所の計画や設計を行ってみたい方、あるいはコンサルタント等に外注する際の案件管理上の参考にしたい方などについては、「専門コース」を御勧めいたします。「計画コース」には、自分自身で発電計画を策定したり、またその事業性評価も演習として組み入れております。また、「設計１・２」のコースでは、各主要施設の設計に係る基本的な解析・計算法についても演習して頂きます。これらのコースは講義の内容もやや高度なものとなっておりますが、研修担当者による支援やグループ（経験の多寡に応じて編成）における相互協力等が奏功し、いままでに脱落した方は皆無です。

皆様方の御参加をお待ちしております。

注）上図は、Step１からStep４まで順番に受講を必要とするということではありません。一般コースの受講者若しくは同等の経験を有する方及び水力発電に係る業務経験や基礎的技術力を有する方なら、計画コース又は設計（１・２）コースのいずれでも受講できます。

－受講者の声－

【一般コース】

・小水力発電の開発については知識がゼロからのスタートでしたが、今回基礎から教えていただいたので、今後の開発に活かしたいと思う。

（水力経験年数；1～５年未満、所属；小売電気事業者、専門；電気職、年齢・性別；30代女性　以下同じ）

・計画からの実践的な内容は初めての受講でしたが、今後の中小水力をめざす自治体、土地改良区の力になれる気持ちが持てた。

（10年以上、県企業局、電気職、50代男性）

【専門（計画）】

・1週間という時間をかけて、じっくり演習することで計画の手順などの理解が定着したと感じる、とても良い研修だったと思う。

（1年未満、建設業、建築職、30代男性）

・「机上検討」－「現地調査」－「見直し」と計画策定に関する一貫した流れを受講できたので、水力地点の検討というものが理解できた。

（５～10年未満、電力会社、土木職、30代男性）

【専門（設計）】

・理論的な根拠にも立ち返って教示していただいたこと、演習があったことは大変良かったと思う。

（1～5年未満、小売電気事業者・コンサルタント、土木職、60歳以上男性）

・自分が専門でないこともあり、取りつきにくかったが、テキストも充実しており大変勉強になった。

（１～５年未満、小売電気事業者、環境職、40代男性）

（一部について要旨をわかり易くするため修文しています）